エッセイ

季節や体調に合わせて料理を変えるとは?

 

◯季節や気候、体調に合わせた料理をしていますか?

今日はなんだかひんやりとしますね。
今日の夕食は、家族の要望で夏野菜を入れた鳥手羽のカレーでした。

数年前から、ベジ一辺倒ではなく肉魚料理もするようになりました。

その理由は、またおいおい記しますが、季節や体調に合わせて料理を微調整するコツはマクロビオティックの知恵を活用しています。今は、夏と言っても涼しい時もありますし、春と言っても真夏日のような暑さがきたりします。そうした時、通り一辺倒のやり方で食養方法を取り入れてもダメなのです。

  • 暑い時は、暑い時なりに。
  • 寒い時は、寒い時なりに。

と言う調整が必要になります。

私もそうでしたが、何かの方法ノウハウに傾倒してしまうと

  • それをすることに重きを置いて
  • それを正しくすることが善
  • それを正しくできない自分は悪

となってしまいます。

 

◯食養生をはじめとしてノウハウを取り入れる時に注意したいこと

マクロビオティックでも、ノウハウでも
教える側は、【まずそのテキスト通りにやってみることが大切です】
と必ず言います。

それは私も言ってきたかもしれません。

しかしそれを、習得したら=腑に落としたら
もっと自由に状況に応じて、変化させていくことが必要になります。

マクロビオティックでも何でも、ここができずにいつまでも型にはまっていると自分が本来得たいと思っていた目的を得ることができずに苦しい思いをすることになります。

もっと自由で状況にチャレンジする。
遊びの感覚を大切にする。

それには、五感の感覚を大切にすることです。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚、と言う五感。

今、あなたの五感の感覚は、
どのようなことを感じ取っていますか?。

季節にあわせた食材を使い季節の料理法をしつつも、その時の気温や体調によって、どうしたいか(目的)を決めつつ、レシピや献立を微調整することが、大切になるのです。ノウハウをきっちりとプロセス通りにすることだけが重要ではないのです。

 

◯涼しい今日のカレーの調整は?

今日の夏野菜カレーは、「夏野菜、スパイスの利いたカレーだと少し身体が緩みすぎて、身体の熱を放出しすぎてしまう」と感じたので、少し、足下にエネルギーを蓄えるのにきんぴらごぼうを副菜に加えました。

圧を加えたシラルガンの玄米ご飯も今日の気温にはあっていました。
圧を加えると言うことは、食べ物に熱をぎゅっと込めると作用があります。

玄米だって、分つき米だと炊き方も食感も変わるのです。

・分つき米を使った、夏向きの炊き込みご飯。【トウモロコシとトマトの炊き込みご飯】
が参考になります。トウモロコシは甘みもあり、夏の盛りのときに、ご飯代わりになる穀物です。
暑くなってご飯が食べにくいときに、ぜひ作ってみてください。

トウモロコシとトマトの炊き込みご飯
http://taberukoto.com/tomato-takicomigohan/

・玄米の炊き方は、土鍋、鍋炊きが参考になります
玄米を焚く(土鍋、鍋炊き)
http://taberukoto.com/genmai-nabetaki/

きんぴらごぼうの作り方

きんぴらごぼう

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