ぬか漬け・ぬか床

ぬか床を育てる1

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【捨て野菜の取り替え時は?】
捨て野菜は3〜4日ごとに取り替えて、野菜の新鮮な酵素や酵母をヌカドコに移し発酵を促します。
ある程度経ったら捨て野菜を食べてみて塩辛さ、酸味が出てきたら本漬けを開始します。

【混ぜるタイミングは?】
ヌカドコには主に2種類の菌が住み着いて、発酵を促しています。

・産膜酵母:
表面に生息して空気を好む。白っぽいカビと間違われる。
ツンとした匂いを発する。お酢を作るときにもでてくる菌。

・乳酸菌:
底に生息して空気を嫌う。
乳酸菌は酸性で、乳酸菌が育てば雑菌が繁殖しにくいぬか床になる。

つまり、混ぜすぎると乳酸菌が育たないし、混ぜないでいると産膜酵母が元気になりすぎてしまうので、
毎日混ぜなきゃ!と思わなくていいのです。

季節によって気温の高いときは1日1回を目安に混ぜ、気温の低いときは、2〜3日に1回でもいいのです。
ぬか床を育てる気持ちで自分のペースで混ぜましょう。

【ぬか床の適温は?】
ぬか漬けが発酵しやすい温度は20〜25度が適温です。
夏はそれ以上になったり、冬場はそれ以下になりますが、
夏は発酵が進みやすくなり、漬かりやすくなるので冷蔵庫で管理してもいいです。
冬は乳酸菌や酵母の働きが弱く漬かりにくくなります。

どちらも、直射日光の当たらない、日陰において、管理して下さい。

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