2015年02月にアップした内容をリライトして再投稿しています。
自分に合った化粧品を自分で作るたのしみ
自然派コスメを使い始めた理由
柚子のシーズンになりましたね。
柚子ジャムを作ると、残った種で柚子の種化粧水の基材を作ります。
マクロビオティックを始める以前から、30代に入ってから肌トラブルにみまわれてありとあらゆる化粧品を試しましたが改善することがなく、行き着いたのが自然派コスメでした。
そうしているうちに、日本酒やホワイトリカーでハーブを漬け込んだり、ハチミツや小豆の粉などの 食べられる材料で作るコスメにもハマり、ヴェレダやタウトロッフェン、ジョンマスターオーガニックなどの海外自然はコスメも使うようになりましたが、柚子の種があると作ってしまうのは、【柚子の種化粧水】です。
自然のものは防腐剤が入っていなかったり、状態が不安定で変わりやすいという点もありますが、身近にある食べられる、口に入るもので自分で作るというのは、楽しさもあります。
最近は素材のはっきりしたオーガニック系のスキンケア商品が増えてきましたから、それは、多くの人が<自然>を意識してのことだと感じますし、それらを選ぶのでもいいのです。
肌の状態は、常に変化していますから、化粧品は、自然のもの、メーカーもの、どちらとも、まずは自分で使ってみて、感触や肌なじみ、保湿、香りなど、で判断するのが一番だと思います。
自分の感覚が一番です。
柚子の種化粧水のレシピ
【材 料】
柚子の種・・・・・・適量(1〜2個分)
ホワイトリカーや日本酒・・・・・柚子の種のかさの2〜3倍
精製水や水・・・・・・・・・・・適量
【作り方】
①柚子から種をとり洗わずにそのまま清潔な保存瓶に入れる
②ホワイトリカーや日本酒を柚子の種の2〜3倍程度入れて良く混ぜる。
③そのまま日陰の涼しい所に置き、ときどきかき混ぜて一月〜半年ほど置く。
④ペーパーで越した③の原液と水を2対8〜5対5くらいで割る。
使い方の注意点
※抽出していると種から保湿成分ペクチンが出てきます。
ペクチンは糖質なので原液も時間がたつと飴色に近いいろになってきます。
※割って使っているうちに寒いとオリがでてきますが、ペクチンだと考えられます。
※使うときは二の腕の内側につけて刺激がないのを確認してください。
柚子の種の成分
- 柚子の種のとろみ・ペクチンは天然の保湿効果があります。
- 柚子には、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンP、鉄分、カリウム、
- カロテン、フラボノイドなども含んでいますから、種の外側からそれらの成分を取ることも期待できます。
- 柚子の種の中には飽和脂肪酸が含まれ、肌の細胞を活性化しメラニンの精製を抑える働きがある。
- また抗アレルギー効果もあるのではと、検証されてきているそうです。
使う上での注意点
- 化粧水を替えて肌トラブルが出やすい方は、二の腕の内側に付けて変化がないか試してから使ってください。
- 化粧水を作ったら、冷蔵庫で保管して早めに使い切るのがおススメです。
- 当方では肌へのトラブルへの対応はしていません。なにかしらの肌トラブルに関しては、自己判断で対応を願います。
- もちろん自然の物ですから急激な変化ではなく、少しずつじっくり穏やかに働くものです。
- ご自身で様子を見ながら使って行くのがベストです。腫れ炎症がでたらすぐに使用を止めましょう。